防音効果測定
当たり前のことですが、コスモM・Sテクノでは施工後の性能評価は、実測し、必要な性能が確保されているかを確認しています。
確実な防音構造を得るため弊社は、次の作業ステップを行います。この作業が、確実な防音室が出きるか、出来ないか、といってもいいでしょう。一般建築と、この作業を通して防音室が出来るところが基本的な相違点です。
防音構造を得るための基本作業
- 現状を測定します。新築の場合は作業直前の状態を測定します。
- 「目標防音値」を設定します。
- 防音設計を行います。新築の場合は予め想定設計しておき、測定後確認します。
- 専門の作業者により施工します。
- 完成後、測定し、確かめます。
- 防音性能の報告書を作成しご提出します。
測定結果の実例
ピアノ防音室
木造新築にピアノ演奏用防音室を設置しました。標準的な防音性能での設計となっています。
和室を防音洋室にリフォーム
和室を防音洋室にリフォームしました。押入や階段下などのスペースも無駄なく使用出来るように設計されています。標準的な防音性能での設計となっています。
音の状態(実際の感覚)
- 防音室入り口ドアの前では ”比較的聞こえる”。他の部屋では ”小さく聞こえる”
- 外では ”極めて小さく聞こえる”。(この場所の”暗騒音”に近い)
- わずかでも他の音がする場合はピアノの音は ”聞こえない”
- 隣家内では”全く聞こえない”
コスモM・Sテクノ防音室の特徴
- 早朝(朝6時)から昼、夜、深夜 弾くグランドピアノの使用目的に添った、性能となっています。鉄筋コンクリートの場合は、本体の防音性能が高いため、より高い遮音数値となります。
- 防音は、いくらでも強固にすることが出来ますが、過大に行う事は無駄となります。防音性能を強調したいばかりに、かなりいい加減な数値が出回っています。防音ドアにしてもA社、B社、C社、それぞれがD35とカタログに記載されていますが、実際に使用すると、実体はマチマチです。実際の数値と、感じ方は上記の通りです。お客様はあらゆる時間帯に、ご自分の耳で確かめられ、大変ご満足戴いております。