「音」と「防音」についてのお話
騒音苦情と音漏れ
音による苦情が発生した場合は、その解消に大きな労力や費用を要します。それは苦情を出した方は音について、”言えば言うほど”、”気にしはじめ”、ますます耳をそばだてることになり、ますます聞こえてくるようになる現象が起きるためです。計画にあたっては一切の苦情が出ないよう確実な防音計画をたてなければなりません。中途半端な”防音”は結局多大な費用を伴ったりもします。
また、騒音による苦情は、感じ方がそれぞれ違います。更に近くに大きな道路ががあって環境騒音が高い場所とか、静かな場所とかにもよりますので、防音性能が一律の数値ですべて、まかなえるものではありません。人間の耳は、小さな音でも必要な音を選んで聞くことができます。耳で良く聞くことを含め、内、外の状況に応じた適切な防音仕様を施す必要があります。
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